西日本エレクトロニクス工業株式会社

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Works業務内容

アルマイト(陽極酸化被膜)

アルミニウムをいろいろな用途に用いるためには、腐食し難く耐久性を持たせる、柔らかい欠点を除くために硬くして傷つき難くする、装飾効果を一層高めるなど素材の表面に種々の表面処理を施す必要があります。
アルミニウムの表面処理は、塗装、めっき等いろいろな方法がありますが、アルマイト処理は耐食性、耐摩耗性に優れ、装飾性にも富んだ処理といえます。
アルミニウムを薄い硫酸水溶液に浸し、これを陽極(+)とし、対極に炭素板を陰極(-)として直流電気を通すと、陽極につながれたアルミニウムの表面は酸化されて酸化アルミニウムの皮膜が成長していく処理をアルマイトといます。
通称アルマイトはアルミニウムの陽極酸化皮膜と言われています。。



アルマイト(陽極酸化被膜)の特徴

1、耐摩耗性に優れている
アルマイト処理により、表面硬度が高くなり、傷や摩耗に強くなります。
2、耐腐食性に優れている
アルミニウムは腐食や変色しやすい金属ですが、アルマイト処理により、耐腐食性が向上します。
3、絶縁性に優れている
アルミニウムは金属で電気を通しますが、アルマイト処理によって生成された皮膜(酸化皮膜)により、絶縁性になります。
4、美観に優れている
アルマイト処理によって、アルミニウムの質感、素材感を損なわず美観を保ちます。また、着色が可能で、さまざまな色の製品を作ることができます。 

アルマイト工程

処理可能な材質 

 

A1000系、5000系、6000系、7000系、 他 アルミ合金 ADC材

アルマイト処理製品(白アルマイト)



アルマイト処理製品(黒アルマイト)



  

アルマイト処理製品(つや消し 白・黒)



  

アルマイト処理製品(カラー)